【採用担当必見】Instagram(インスタグラム)が採用活動に効果的な理由

最近では多くの企業で、自社の採用活動にSNSを利用するケースが増えていることをご存知でしょうか?

中でも、画像や動画の投稿に特化したSNSである「Instagram(インスタグラム)」は、自社製品の紹介や宣伝だけではなく、採用活動にもその特徴を活かすことができます。

そこで今回は、Instagramを活用した採用方法のメリットや注意点などを解説します。

企業がInstagram(インスタグラム)で採用活動をする際のポイント

まずは、Instagramで採用活動をする際のポイントについて解説します。

ターゲット層を明確にする

Instagramの国内における月間アクティブアカウントの数は、2019年3月時点で3300万を突破し、現在でもユーザー数は増え続けています。また、Instagramを利用するユーザーの年齢層は主に、20代・30代・40代の順に多い傾向があるのも特徴的です。

Instagramを採用活動に利用する場合、採用につなげたい人材のターゲット層を明確にしてInstagramのユーザー層とマッチさせることが必要です。ターゲットに自社のどのような特徴がアピールできるのか、どの時間帯にInstagramの更新すればより多くのターゲットに届くのか、どんなハッシュタグで検索しそうかなどを考えてから採用活動につながる投稿をしましょう。

「社内の雰囲気」がわかる投稿をする

Instagramは写真以外に動画もアップロードできます。写真や動画を投稿する際には、「従業員の仕事風景の写真」「従業員へのインタビュー」「オフィスの雰囲気を撮影した動画」など、面接前でも求職者が社内の雰囲気をイメージしやすくなるような投稿を心がけましょう。

応募、面接前の求職者は、社内がどのような雰囲気なのかを気にしています。写真や動画を上手く活用して自社のアピールをすることで、「とても面白そうな企業だな!」「ここで働いてみたい!」と、自社に興味を持ってもらえますよ。

「ハッシュタグ(#)」を活用する

Instagramを採用活動で利用する場合に忘れてはいけないのが、「ハッシュタグ(#)」の存在です。各キーワードの頭に「#(ハッシュマーク)」を付けて投稿することで、ハッシュタグとして活用することができます。

このハッシュタグは、ハッシュタグにしたキーワードに興味があるユーザーへ効果的に投稿を届けることができ、SNSマーケティングでも頻繁に使用されます。

例えば、エンジニア職で仕事を探している方であれば「#エンジニア」「#エンジニア転職」「#エンジニア採用」などのハッシュタグで検索する場合が多く、自社の採用活動でもそれらのハッシュタグを含めた投稿や検索をすることで、スムーズな採用活動を行うことができます。

定期的な投稿を心がける

Instagramでは、日々多くのユーザーが魅力的な投稿をしています。もちろん、同業者でもInstagramを採用活動に利用しているケースもあるでしょう。そのような中で、数回程度の投稿をしただけでは、納得のいく採用につなげることは困難です。

まずは毎日1投稿でもいいので、定期的にInstagramの更新をして一人でも多くの求職者に自社を知ってもらうことが大切です。けれでも、定期的にInstagramを更新することは、決して簡単なことではありませんよね。

最近では、自社に代わってSNSの運用を代行するサービスも多くあります。自社のみでのInstagramの運用が難しい場合には、SNS運用代行サービスを利用するのも1つの方法です。

企業がInstagram(インスタグラム)で採用活動をするメリットについて

次は、企業がInstagramで採用活動をするメリットについて解説します。

自社にマッチする人を見つけやすい

企業の採用活動での一番の課題は「企業と求職者の両者間におけるミスマッチ」です。採用活動はコストも時間もかかるため、ミスマッチはどうしても避けたいものですよね。

Instagramを採用活動で利用する場合、求職者のターゲット層を限定できることや、自社の雰囲気をあらかじめ求職者に伝えることができるため、従来通りの採用よりもミスマッチも抑えることにつながります。

特に、Instagramでの写真や動画の投稿は採用活動に効果的です。求職者側も「この会社が気になる!」「この会社は雰囲気が合わなそう」などと応募や面接前に判断できるため、ミスマッチを防ぐことができます。

採用コストをおさえられる

採用にかけるコストは、より良い人材を採用するために必要です。大手企業や専門的な職種の採用をサポートする企業が運営する求人媒体に自社の求人情報を掲載することは、より多くの求職者へリーチすることにつながります。

その一方で、求人情報を掲載するためのコストも、決して少なくはありません。場合によっては、求人情報を掲載しているにも関わらず、応募が全くこないケースもあり、コストだけが大きな負担になってしまうこともあるでしょう。

対してInstagramは、アカウント作成や写真投稿など、基本的な機能であれば無料で利用可能です。そのため、運用方法によっては従来の採用活動よりもコストを抑え、なおかつより多くの求職者に情報をリーチできます。

求職者の投稿を見て人柄を知る

求職者の投稿を見ることで、その人がどのような人なのか、どんな投稿をしているのかなどの人柄を知ることができます。

一時期は「バカッター」をはじめとした、SNSユーザーのモラルの無い投稿によって企業が炎上・謝罪するなどの問題があり、最近では採用後のリスク回避のために、採用前に求職者のSNSを確認する企業も少なくありません。

もちろん、SNSはあくまでもプライベートで利用しているケースが多いので、むやみやたらに求職者の投稿をチェックすることはおすすめしませんが、採用前に求職者の大まかな人柄を知ることは、採用のミスマッチを防ぐことにもつながります。

企業がInstagram(インスタグラム)で採用活動をする際の注意点

Instagramを活用した採用は非常に効果的ではありますが、その一方で、ただ単に投稿・運営しても効果は期待できません。ここでは、Instagramで採用する際の注意点について解説します。

不適切な投稿を控える

「同業他社への誹謗中傷」「ユーザーに対する反論」「政治や国際問題など、人々の意見が割れやすいもの」など、自社の採用活動や紹介とは関係のない投稿や不適切な投稿は控えましょう。

仮に採用活動としてInstagramを運用していたとしても、その投稿を見るユーザーの方全員が求職者とは限りません。過去には、企業のSNSアカウントが不適切な投稿をしたことで炎上したケースもあります。

もし炎上してしまった場合、企業の信頼が失われると同時に、騒動が収まるまでには長い時間を要します。炎上を避けるためにも、多くの人が不適切だと感じる投稿は絶対にやめましょう。

Instagram運用担当者への教育を実施する

最近では、企業のSNS担当者向けにSNSの利用方法について教育を実施する企業もあります。SNSで企業のアカウントが炎上したケースの中には、「企業側が伝えたかったこととは異なる意味で捉えられてしまった」というケースもあり、いつ・どこで・どのような投稿が炎上するのかを予測するのは困難です。

しかし中には、「企業のSNS運用担当者のモラルが低かった」ケースもあります。自社にSNS運用の経験がない場合は、Instagramを採用活動に利用する前に担当従業員へSNSの教育を行うのもおすすめです。

Instagram(インスタグラム)で採用活動を行なっている企業の事例

Instagramで採用活動を行ったことで、ミスマッチを防いだ採用につなげることができた事例は多くあります。ここでは、Instagramで採用活動を行なっている企業の事例を2例、紹介します。

ファッションの楽しさの魅力を広げる「株式会社アダストリア」

多数のブランド展開をするアパレル企業「株式会社アダストリア」の採用アカウントでは、アパレル店員になりたい人向けのお役立ち情報をInstagramで発信し、多くのフォロワーを集めています。

特にアパレルや美容系は、女性の求職者が多い傾向にあり、同じく女性のユーザーが多いInstagramと相性もバッチリです。アダストリアのInstagram採用アカウントでは、「新卒採用」「中途採用」などのようにターゲット層別に向けて投稿を分けたり、社員への質問形式の投稿をしたりと、求職者に寄り添った工夫をして運用しています。

 

 

就活をテーマにした漫画で採用活動「インビジョン株式会社」

人材関連事業を手がける「インビジョン株式会社」のInstagramアカウントでは、就活をテーマとした漫画を投稿し注目を集めています。Instagramはイラストや漫画との相性も良く、企業のイメージを伝えるには非常に有効です。

 

Instagram(インスタグラム)採用で、効率的な採用活動に取り組もう!

今回は、Instagramを利用した企業の採用活動のポイントやメリットについて解説しました。Instagramは年々アクティブユーザー数が増加傾向にあり、企業の新たな活動の場としても注目されています。

「従来の採用活動で思うような効果を得られない…」

「よりターゲティングを強めた採用活動を検討している」

「SNSを活かした採用活動に挑戦したい!」

このようなお悩みを抱えている採用担当の方は、ぜひ一度、Instagramを利用した採用活動を実施してみてはいかがでしょうか。

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